ヒーラーからの助言を実行
帰郷して、色々な人に助けられ、充電した私は、少しだけ元気になっていた。
「こんなわけのわからないものに、私をのっとられてたまるか!」
東京の新居に戻った私は、心を入れ替えた生活を始めた。
毎朝かならず6時には起きる。すぐ外に出て、道をしっかりと踏みしめて散歩する。これがつらいのなんの。今までずっと寝てたから、体が動かないのだ。
だけど、精いっぱい歩く。30分は歩くようにした。歩いた後は、「UB40」というレゲエを聴きながら、ストレッチをする。レゲエを聴くと、いのちの泉って感じがして、体がみずみずしく満たされてゆくのを感じた。
そのあと部屋の隅々まで掃除をする。汚れていても、いなくても、必ずだ。それが私の日課となった。それをやめたら、すぐにまたあの「こわい時間」が始まるような気がしたので、もう必死だった。
一週間ほど続けると、だんだん気持ちよくなり、少しずつすべてが回復してくるのを感じた。
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