自分を見つめ直す時間 - ヒーラーとの出会いのよりヒーリングの存在を知る
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自分を見つめ直す時間

ご飯がまったく食べられない。心がつらくてどうしようもない」
実家で、半年ぶりに会う母に泣きついた。
「何いうてるの?食べられる、食べられる。」
そう言って、母は、ふつうのごはんを、ふつうの態度で食べさせてくれた。一ヶ月ほとんど食べていなかった私の胃は、小さくなってあまり多くは入らなかったけれど、それでもその時にしたら信じられないくらいの量を食べられた。おいしかった。
心がどうしようもない時、助けてくれるのは、医者ではなくて、かといって自分だけではどうしようもなくて、実は、愛のある人なのだと思った。職業や関係の浅い深いはあまり重要じゃなくて、とにかく目の前の人をふつうに大事に思ってくれる人。
そんなふつうの人たちが、東京にはまだいなくて、私は人として立っていられなくなったんだ。
今こうして文章にしていて、初めてわかった気がする。
友達や家族、ただあいさつを交わすだけの人も、嫌いな上司でさえ、私と関わってくれる人はみな、私を支えてくれていた人だったんだ。




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