ヒーラーとの出会いによりヒーリングの存在を知る - 心と体の癒しの話
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ヒーリングを知らない頃(1)

「あれ?私、おかしいぞ…」
新婚半年めの朝、突然、何の前ぶれもなく、私の心は苦しみにあふれていた。特に悩みもなく、何の原因も思い当たらない。前日までは、楽しくふつうに暮らし、夫と寿司まで食べに行って盛り上がっていたというのに。家事をしても、新聞を読んでも、苦しみは消えない。体も信じられないくらい重くだるく、どうしようもない。食欲もなくなっていた。とにかく何もやる気になれない。 その日から私は、ソファに寝そべるだけの人になった。食べられないから痩せてゆく。それは、ダイエットなどとは全くちがう痩せ方だった。少しずつ死んでいく。そんな感じ。
「こわい。こわい。」
何がこわいのかはわからない。ただ、自分のいるこの世界のすべてが、こわくてしかたがなかった。ソファで小さく丸まってじっとしていても、背中がぞっとしたり、ヘンな汗が出てきたりした。
いつまで続くんだろう。この苦しさは・・。
この頃は後で出会うヒーリングというものを全く知らなかった。




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